5月上旬から少しずつ公開してきた『地域の私生活99』の試し読み5作品が、ついに出揃いました!
リポストで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
見逃してしまった方もいらっしゃるかもしれないので、あらためて試し読みのリンクを共有いたします。
もし「お気に入りの作品」や「印象に残ったポイント」があれば、ぜひ引用リポストで感想を教えてください。
オタクは人の感想を読むのが大好物なので……!
①釜山(プサン)編
父を避けて家を飛び出したユヨンが出会ったのは、プラごみで窒息しかけた瀕死の人魚だった。釜山の海で繰り広げられる1人と1匹の交流譚。
②公州(コンジュ)編
「卒業したら、どうなるのかな? 将来は何になるんだろう」。仲良し4人組の中学生が、百済文化祭で特別な一夜を過ごす。
③丹陽(タニャン)編
資産形成、キャリアアップ、自己投資――「変わらないことは罪」だと言わんばかりに、社会は私を追い立てる。山は削られ、通りの景色は一変し、故郷でさえ変わっていく。私は変わりたくないのに、じっとしているだけで、ずっと何かを失ってるみたいだ。
④宝城(ポソン)編
ずっと昔、遊んでくれた親戚のオンニ(お姉さん)が死んだ。彼女の娘を名乗る少女が現れ、オンニの記憶を辿る宝城への旅が始まる。
⑤抱川(ポチョン)編
ミンジは故郷が好きだった。なのに今は、疎ましく感じてしまう。「何があるか」ではなく、ソウルと比べて「何がないか」ばかり気にしてしまうから。
いかがでしょうか?
めちゃくちゃ面白くないですか……!?
こんなにも独創的で魅力あふれる作品が、日本語に翻訳されず埋もれてしまうなんて、もったいなさすぎると思いませんか?
クラウドファンディングの締切も、いよいよ残りわずかとなってきましたが、まだまだあきらめません。
最後まで全力でがんばりますので、応援よろしくお願いいたします!
発起人・林佑実子
P.S.
先日の活動報告で『地域の私生活99』を置いてくださる書店さんを募集したのですが、現在のところ、まだお声がけはゼロです……TT
もし「うちの地元に合いそう!」という書店さんをご存じでしたら、ぜひご紹介いただけると嬉しいです。引き続き、ご連絡をお待ちしております!